JAPAN KICKBOXING INNOVATION/武勇会 「雷舞 15」

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武勇会の興行「JAPAN KICKBOXING INNOVATION興行 雷舞十五」にて撮影。メインイベントは、狂平選手 vs 山口侑馬選手。狂平選手は武勇会高松ジムの先輩だ。

結果は、狂平選手のKO負け。凄まじい打ち合いの末、狂平選手がボディーに強烈なパンチを受け倒れた。この日、狂平選手の動きは素晴らしかった。高めのミドルキックを効果的に織り交ぜるなど、これまでに見られない攻撃を展開。ところが、自身が得意とする接近戦で両目尻をカット。その後、パンチを上下に巧みに打ち分ける相手の右ボティーストレートが腹部を直撃し、被せの左ボティーアッパーでこの試合初のダウンを喫した。予想外の展開である。

その後も山口選手は攻撃の手足を緩めること無く、膝やショートレンジのパンチを腹部にヒットさせ二度目のダウンを奪う。狂平選手はそのまま立ち上がることができず、第四ラウンドで決着が付いた。ファインダーを覗きながら、何度も起死回生の肘を待ち望んだが、それも叶わず残念だった。(所属ジム目線ですみません。。。)

山口選手は素晴らしいファイターだった。攻撃が精確で回転が速くしかも重い。狂平選手が得意とするレンジで両目尻を切ったのは本当にお見事。スタミナも十分で、短い間に派手な打ち合いを二度も演じながら、その勢いは最後まで衰えなかった。間違いなく今大会のベストファイター。

撮影出来て光栄でした。