旧ユーゴスラビアの旅7 – スロベニアへ

隣国スロベニアへ遠足。早朝、ザグレブの中央駅から出発の予定が、発券所の場所が分かりにくく、一本電車をミスしてしまった。リュブリャナ (スロベニアの首都) を諦めてプリトビッツェ国立公園に向かうことも考えたが、 運良く次の電車でも日帰りでザグレブに戻って来られそうだったので、スロベニアに行くことにした。クロアチアの駅員さんは、どれだけ走っても間に合わないであろう電車を「あと3分だ急げ!」と案内する。責任回避優先の日本には無い案内の仕方だが、少しでも間に合う可能性があるならこう案内してもらった方が有り難い。間に合わなかったけど。

クロアチアとスロベニアの国境で母親から電話が。「キヤノンからコンテストに入選したって手紙が来たわー」と。このタイミングで嬉しい知らせ。人事を尽くしたら、すっかり忘れて旅に出るのが良いみたいだ。

[写真1] スロベニアは、イタリアやオーストリア、ハンガリーと国境を接していることから、旧ユーゴ時代には工業の中心地として栄えた。クロアチアも豊かな様子だったが、スロベニア領内に入るとオーストリアの田舎のような風景になる。建物は小綺麗で落ち着いたトーン。農地も手入れが行き届いている。

[写真2] スロベニアの「セヴニツァ駅」(Sevnica) で、リュブリャナ行きの電車に乗り換え。現地の発音では「センニッツァ」に聞こえる。清潔感のある小ぢんまりとした街で、単に乗り継ぎで通り過ぎるのはもったいないと思うほど。

[写真3] 飲兵衛のイトー夫妻に促されて早速の朝ビール。

[写真4 – 7] 駅周辺の様子。ヨーロッパの植物は葉が繊細でお洒落だ。

[写真8] リュブリャナ行きの電車。グラフティーが凄い。アートの一分野として認知されているのだろう。

[写真9] これまたお洒落な鉄道時計。「MOBATIME」というメーカーだそうだ。
※Wikiに関連記事があったのでリンクします → スイス鉄道時計

次回は、名所「ブレッド湖」について。


第48回 キヤノン フォトコンテスト

canon

なんと、この作品が第48回 キヤノン フォトコンテストで推薦という賞を受賞しました。入賞者の作品は、下記の日程で各地のキヤノンギャラリーに展示されるそうです。よろしければご覧ください。

1.銀座 2014年12月18日(木)~12月24(水)
2.札幌 2015年1月15日(木)~1月27日(火)
3.梅田 2015年2月5日(木)~2月10日(火)
4.福岡 2015年2月26日(木)~3月10日(火)
5.名古屋 2015年3月19日(木)~4月1日(水)
6.仙台 2015年4月30日(木)~5月12日(火)