旧ユーゴの旅12 – ドブロブニクへ

時間が前後して恐縮です。

iPhone事件勃発前は、プリトヴィツェからスプリットに向かう予定だった。しかし、午前10時半からスプリットに向かって中途半端な一日を過ごすよりも、飛行機で一気にドブロブニクまで行ったほうが良さそうだったので、「Croatia Airlines」のWebサイトで国内線を予約。チケットは最安で7,000円前後。昼の便は10,000円くらいだった。予約コードが割り振られるが、特に何かをプリントアウトする必要もなく、当日窓口でパスポートを提示すると問題なく搭乗できた。
※EチケットはWebで予約するときの情報が全てなので、スペルのミス等にはお気をつけを。

当初は1泊のみの予定だったザグレブの宿「Heart of the city」に結局3日間もお世話になり、旅慣れていない3人のわがままで管理人のアナさんには迷惑をかけしてしまった。宿は若者向けのいわゆるドミトリータイプだが、オフシーズンだったので貸し切り状態。宿の風呂にあったアボカドの油を使ったボディーソープ、日本でも売ってないかな。

宿を出発してからiPhoneを受取りビールで乾杯、までが前回の記事。その後、バスターミナルから空港行きのバスに乗車。ザグレブの中心地からは1時間くらいだったと思う。

空港の2階にレストランが2軒あり、特に考えもせずセルフの安そうなレストランに入ってみた。日替わり定食のような形で何種類かの料理が選べる。とりあえず牛肉のシチューを注文。サフランライスの上にシチューがかかった状態で出されるのだが、シチューの色合いが薄く正直あまり旨そうではなかった。しかし、一口食べてみるとこれが絶品。クロアチアの料理はどれも平均的に旨いのだが、このビーフシチューは日本でも食ったことのないほどの旨さ。もうサラエボには行かずにクロアチアに居ようかな、なんて思ってしまうほど。

フライトの時間になり飛行機に搭乗し無事に離陸。この辺りは順調過ぎたせいか記憶があまり無い。順調な旅は記憶に留まりにくいのかな。気が付くと飛行機は洋上に達していたようで、不意を突かれた形でアドリア海とご対面。ここが『紅の豚』の舞台か。荒涼とした山肌と海のコントラストが美しい。そんなクロアチア沿岸の風景に見とれていると、一目でドブロブニクと分かる街が眼下に。珍道中も遂にここまで来たかと感無量。程なくして飛行機は無事に着陸。送迎車が迎えに来てくれていたのでそれに乗り込んで宿へ。

チェックインを済ませ部屋へ。一同大変疲れており、この日は宿でゆっくりしようということに。とは言え、この旅にビールは欠かせないのでイトー君と近くのキオスクに買い出しに。すると、夕日が今にも沈みそうだったので、一人で海岸まで行って写真をとってみた。瀬戸内海にそっくりだ。

【INFO】
クロアチアエアライン
ホステル ハート オブ ザ シティー


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