旧ユーゴスラビアの旅3 – トルコからサラエボ

[写真1] 無事にトルコを出発。下は雲海。マケドニアの辺りだろうか。

[写真2,3] 恐らくボスニア領内。サラエボの標高は550m。周囲が山に囲まれた盆地のため、霧や雲が立ち込めやすい。飛行機が遅れたのはこのため。

[写真4] 感動の瞬間。サラエボの街が眼下に。遂に来てしまった。

[写真5,6] 雲海に突入。そしてまもなくランディング。

[写真7] 無事サラエボ空港へ。感無量。内戦でダメージを受けた空港も今ではこの通り綺麗に修復され、ボスニアの玄関口として機能している。 戦争から約20年ほど経過しているので、当たり前といえば当たり前なのだが。

入国審査をパスして空港のメインロビーへ移動すると、190cmはあろうかという大男が「Shinsuke Inove」とかかれた紙を持って立っている。私、Inoueなんですけどね。

後に知ることになるのだが、ピックアップに来てくれたこの人は、宿の女将さんの息子さんであった。

 

 

車は砲撃の跡が残る高層マンション群を抜け大通りへ。いわゆる「スナイパーストリート」だ。紛争中は多くの市民がセルビア人勢力の狙撃兵による攻撃で命を落とした。通りの両脇に目をやると、市を取り囲むように広がる丘陵地帯には瀟洒な住宅が立ち並んでいて美しい。

息子さん曰く、サラエボでトラムに乗るなら注意が必要。チケットにハンコが捺されてないと罰金を取られるのだがが、いつも機械の調子が悪く、ちゃんとハンコが捺されるまで機械に通さなきゃならない、とのこと。初心者にはちょっとハードルが高い。

そんな話しをしている内に、車は20分ほどで国際線のバスターミナルへ。「16日にまた会いましょう」と別れを告げ、バスターミナルへ。

サラエボに到着した喜びもつかの間、ここから一気にザグレブまで北上しようという計画。サラエボからザグレブまではバスで9時間。怒涛の移動。それにしても、異常に喉が乾く。

[写真8]サラエボの 国際線バスターミナルの入り口付近。「euro lines」と書かれた看板の奥(の奥)がチケットカウンター。早朝は閉まっているが、右側の通路の奥に改札があり、その真横に発券業務を行っている窓口がある。始発に乗る人はそちらで切符を買うと良い。因みに、セルビア方面のバスターミナルは少し離れた場所にあるそうだ。

[写真9] ターミナル脇のカフェにて、初めてのBosanska Kafa (ボスニア式コーヒー)。粉末のコーヒー粉を直接鍋にかけて煮出し、上澄みをすするように飲む。普段はブラック派だが、砂糖を入れたほうが旨かった。

[写真10-13] 初ボスニアで、かなりビビりながら通りに出て写真を撮ってみる。サラエボは治安の良い街。人々も親切で優しい。スリには注意が必要。

[写真14] ターミナル内のプラットフォーム。自分の背後にトイレがある。使用料は1KM。

[写真15] 滞在時間1.5時間。クロアチアのザグレブに向かって出発。


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