サラエボの茶館「Franz & Sophie」。写真で確認できるだけでも約160種類と、数多くの茶葉を取り揃えているカフェ。日本茶も数種類あった。Wi-Fi環境も整備されている。
写真のオーナーさんにその日の気分や好みを伝えると、多くのラインアップの中から何種類かピックアップして匂いを嗅がせてくれる。どれも素晴らしい匂い。ひとつ選んでオーダーすると、大きめのティーポットにお茶が用意されて運ばれてくる。保温用のローソクのお陰で最後まで暖かいお茶が楽しめる。蜂蜜を入れて甘くするのも良い。もちろんホットだけではなく、アイスもオーダーできる。冷たいお茶も旨い。夏のボスニアは本当に暑く、2015年の夏はモスタルで42℃を体験。あまり湿度がないので、日陰は過ごしやすいのだが、日中直射日光を受けながらの外歩きは非常に厳しかった。
写真は2016年に撮影したもので、2018年6月に写真のプリントとお土産の『茶の本』(岡倉天心著)を持って再訪。残念ながら、オーナーはその日は休暇で遠出していて不在だった。「せっかくお土産を持ってきてくれたのだから」と女性の店員さんにお茶を一杯薦められたのだが、残念ながらその後用事が控えていたので、後日出直すことを約束し、土産を置いてお店を後にした。