旧ユーゴの旅13 – ドブロブニク滞在

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滞在2日目。ホテルから旧市街まではバスで20分ほど。バス停の近くのキオスクで切符を買いバスに乗車。バスには、観光客に加え地元の学生さんも多く乗車しているので車内は混雑している。近くに立っていた若い女性らは、大きなリュックを抱える私を鬱陶しく思ったのか、バスが揺れる度に憮然とした表情を浮かべる。いやはや、申し訳ない。

旧市街エリアに入ったあたりで勘を頼りに降車。んー、素晴らしい眺めだ。天気も最高。写真を撮りながら、長い階段を下り旧市街の正門へ。荘厳である。写真に見られる青いプレートは民宿を表すもので、意識していなくてもあちこちで目にする。

正門をくぐって旧市街の中へ入ると映画のような街が。オレンジ色の瓦屋根。白っぽい石造りの壁。深緑の雨戸が鮮やかに映る。そのまま適当なカフェに入ってビールで乾杯といきたいところだが、まず我々が向かうべきはコインランドリー。実は、洗濯物をかなり溜め込んでいたのである。

コインランドリーは旧市街の北西、プロチェ門のすぐそばだが、ちょっと分かりにくいので一番下にGoogle Mapを。

溜まった洗濯物を洗濯機に放り込みお金を入れて洗濯スタート。洗いは30分くらいなので、ビールでも飲みながら待つことに。ちょうどすぐ近くに我らがスーパーKONZUMがあったのでOzujskoビールを購入。外でプシュッと開けまして、晴天の空の下ドブロブニクにて乾杯。気分よろしね。3人でグダグダ話しをして適当に時間を潰す。そんな中、ふと近くの建物に目をやると壁面に弾丸の跡が。街は綺麗に修復されていはいるが、ここも20年ほど前は戦場。Wikiによると、1991年から92年の7ヶ月間、セルビア・モンテネグロの軍隊(ユーゴスラビア人民軍)の砲撃で甚大な被害を被ったのだそうだ。

洗い上がった洗濯物の乾燥は1時間ほど。小さな街をざっと見て回るには調度良い。それにしても美しい街である。美しいがゆえに観光客がいっぱい。中韓の団体ツアー客も目立つ。日本人と覚しき人も時々見かけるが、ほとんどが個人旅行。何かプロモーションに違いがあるのだろうか。それはさて置き、この観光客の多さは予想外だった。ドブロブニクは、もっと静かで海を見ながらボケーっとする場所だと思い込んでいたので、観光客の喧騒に負けじと一段ギアを上げるべくOzujskoビールで乾杯。

【INFO】
ドブロブニクのコインランドリー


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