MAZDA CX-5の異音問題

MAZDA CX-5 リコールのハガキ

2012年に新車で購入したCX-5(ディーゼル)の不快な振動音について記したい。

購入後から約半年でこのような「ビー」という異音がダッシュボード内で発生するようになった。録音はiPhone7で行ったもの。

※特性がフラットなヘッドホンで聴くと良く分かります

異音発生が発生しやすい条件

  • エンジンの回転数1500〜1600くらい
  • 緩やかな上り坂
  • 車載温度計で23度以上
  • 1時間以上の走行

長時間この音を聞きながら運転するのが非常に苦痛で、保証期間のうちに販売店に修理を依頼。その後、10万キロに達するまでに6、7回は修理に出しているが、残念ながら解決には至っていない。

既に数回の修理を経たある日、長距離を運転中に振動音が発生したので、何気なくエンジンとヒーターコア結ぶ金属製のパイプを強く押してみたところ異音が止んだ。音はダッシュボード内からの別の場所から聞こえるため、どうやらそのパイプが動力となってどかの部品を振動させているようだ。何度も修理に出したのに結局のところ自力でで原因を特定…。再び販売店に修理を依頼してみたのだがそれでも直らない。もはや、販売店でできることを超えた不調であると判断し、マツダ本社のカスタマーセンターに連絡。本社の整備工場できちんと修理ししてもらえないか訪ねてみた。しかし、原則として販売店での修理以外受け付けていない、とのこと。ただし、次回の修理は本社が販売店の整備士に技術支援を行って対応する、と。つまり修理のレベルを上げて対応するということだ。なぜもっと早くこうした対応を取ってくれなかったのだろう。しかし、結局それでも直らなかった。その後、販売店より本社工場での修理を提案され、1ヶ月ほど広島に送ることになった。この時既に購入から5年が経過。走行距離は約10万キロに達していた。

本社工場で詳しく診断してもらった結果、新たに、エンジンとヒータを結ぶパイプの振動はエンジンの吸気口で発生していることが分かった。そして、振動するパイプがエンジンルームとコックピットを隔てる壁に接触し、それがダッシュボードに伝わって異音を発生させている、とも。対策として、エンジンマウントを新品に交換し、パイプに緩衝材を巻きつけてもらった。すると、完全とまでは行かないまでも、異音はほとんど発生しなくなった。稀に、舗装の悪い道路を走ると発生するが、概ね消音に成功しており、これまでとは比べ物にならないほど運転が快適になった。ただ、本社工場の対策は、パイプの振動が壁を伝ってダッシュボードが揺れるのを防ぐ、というもので、ダッシュボード内の音源を特定し処置したのではない。従って、別の振動でも条件が揃えば発生するし、現に悪路ではビービーと音が鳴った。

その後しばらくは快適にCX-5を運転していたのだが、先日、高速道路を走行中に突然警告灯が点灯し出力が低下。アクセルを踏んでもスピードが出なくなった。詳しい状況説明は割愛するが、後日販売店に持ち込むと、無償でのエンジン交換となった。度重なるリコールに保証期間後のエンジンの無償交換(その後の2018.11.8 またリコールが発生)…。この車、本当に大丈夫なのか?

エンジンの交換には約1ヶ月。ノイズの件、そしてリコールも合わせると、トータル4ヶ月は入院させているのではなかろうか。その度に慣れない代車のデミオを運転する羽目なるのだが、修理の日程調整などが煩わしく毎度ストレスを感じる。

1ヶ月後、新しいエンジンが搭載されたCX-5が戻ってきた。早速、運転してみるも10分ほど走ったところで、アクセルを踏んでもふけあがらなくなった。エンジン音も明らかにおかしいので、その足で販売店に乗り入れようと思い、来た道を折り返した。しかし、しばらくすると正常に走るようになったのでそのまま帰宅。以来、エンジンに不調はない。ところが、どうやらエンジンの載せ替えで異音対策が無効になってしまったのか、悪路でもないのにまたあの音が鳴り始めた。音源を特定し処置したわけではないので、エンジンの振動が大きくなればまた鳴り始めるだろうとは思っていたが、予想を遥かに上回る早さであの嫌なノイズが再発したことが信じられなかった。

2012年に新車で購入して以来、快適なカーライフが送れたのはせいぜい1年半くらい。今はまだ異音再発の件をディーラに告げていないが、オイル交換のタイミングで状況を説明するつもりではいる。しかし、修理に出すか否かは決めかねている。代車生活がうんざりなのだ。